オンライン家庭教師の選び方は?親がみるべき7つの項目を解説!

Uncategorized

オンライン家庭教師の選び方7選

始めに結論を申し上げますと、オンライン家庭教師を選ぶときは次の7つを判断基準とするようにしましょう。

  • 講師の質
  • 子供との相性
  • 保証の有無
  • 料金
  • 目的との合致度
  • 口コミ評価の高さ
  • 実績

それぞれ判断基準にするべき理由と、実際に選ぶ際の、具体的な見方を解説します。

講師の質

オンライン家庭教師を選ぶ際に最も大切なことは、講師の質です。

講師の質が低ければ、子供の点数は伸びませんし、家庭教師を雇った意味がありません。

点数アップを狙うにしろ、志望校合格を狙うにしろ、講師の質を蔑ろにして料金だけで判断してしまうと、点数が上がらないだけでなく、子供の学習意欲を低下させてしまう危険があります。

そのためオンライン家庭教師を選ぶ際には、「子供の学習意欲を高めてくれるかどうか」「苦手な部分をしっかりと解消してくれるかどうか」など、講師の質を重視して選ぶようにしましょう。

講師の質が特に高いオンライン家庭教師は、ピースネット、メガスタの2つです。レベルの高い講師の指導を受けたい方は、一度この2社で比較検討してみることをおすすめします。

相性

1on1の個別指導において、生徒の成績をあげるために重要になるのが講師との相性。

講師との相性が良い場合と悪い場合、どのような違い(メリット・デメリット)が生まれるのか比較してみました。

相性が良い場合相性が悪い場合
学習意欲があがる勉強嫌いになる
学習計画を実行する塾嫌いになる
点数が上がりやすいストレスが溜まる
自習時間が増える点数が伸びにくくなる
点数が上がり自信がつく年上の話を聞かなくなる

相性の良い講師をみつけ、講師と良い関係性を維持することは、個別指導において最も重要であるといえます。講師との関係性が悪いと、子供の勉強に対するモチベーションも低下することが多いため、講師選びは妥協しないことをおすすめします。

オンライン家庭教師を選ぶ際には、講師交代が無料で何回も行える会社であることを、条件に加えると良いでしょう。相性のよい信頼できる講師と出会えるまで、講師交代制度を利用することができれば理想的です。

※あまり講師を交代しすぎると、子供のストレスとなってしまうことがあるので、講師交代の回数は意識しておくようにしましょう。3回目以降は講師交代を慎重に行うか、退会して他の家庭教師会社に変えるなどをおすすめします。

相性の良い講師と出会いたい方で特におすすめなのは、e-liveです。e-liveは講師数が全国で7万人とかなり多く、生徒と講師の相性を指導する上で特に重視しています。

そのため、お子さんにあった最適な講師と出会える可能性が、他のオンライン家庭教師と比べても高いといえます。

保証の有無

何をするにしても、できる限りリスクは0で始めてみたいと思うもの。

そのため、オンライン家庭教師を選ぶ際でも、利用してみて満足がいかなかった場合に料金を返金してもらえるかどうかを、事前によく確認しておきましょう。

オンライン家庭教師サービスの中では、入会後の次のテストで+20点以上あがらなかった場合、入会金と授業料を返金してくれる会社もあります。

そういった保証制度がある会社を選べば、リスク0でオンライン家庭教師を利用することができます。

なお入会後に+20点以上の成績保証をしてくれるオンライン家庭教師は、メガスタ、Wam(ワム)、トウコベ、ガンバの4つのみになっています。

料金

どこのご家庭でも気になるのがやはり料金。

特に塾選びは、コースや学年などによって料金が変動しますし、教材費や入会金などの追加費用も発生する会社があるなど、料金体系が複雑になりがちです。

オンライン家庭教師の料金は、基本的に次の4つがかかります。

  • 入会金(登録料)
  • 授業料(月謝)
  • 機材費
  • その他の追加費用(システム利用料など)

入会金(登録料)

オンライン家庭教師の入会金の相場は、税込で22,000円となっています。

集団塾の場合は10,000円~20,000円、個別指導塾では、20,000円~30,000円程度が入会金の相場なので、他の指導形態の塾とは大きな差はありません。

ほとんどのオンライン家庭教師会社で入会金がかかりますが、一部の会社では入会金が0円で無料となっているところもあります。

授業料(月謝)

入会金や機材費と違い、継続的にかかるのが毎月の授業料(月謝)です。

授業料は選択するコースによって変わり、講師のレベルを上げるほど金額が高くなります。

会社ごとによって1コマの授業時間が決まっているため、料金の安さを比較する場合、60分あたりの授業料で比較するとよいです。

1コマの授業料が安いから選んだ結果、実際の授業時間が短いためコマ数を多く取ることになってしまい、結果的に料金が高くなってしまったというケースもあります。

機材費

オンライン家庭教師の中には、スマホ1台やタブレット1台で授業が可能なところがあります。

しかし質の高い指導をする上では、パソコンやヘッドフォン、専用マイクなどの周辺機器はあったほうがよいです。

そのため、パソコンやタブレット、スマホなどのデバイスを揃える費用に加えて、周辺機器を揃える費用がかかります。

なお周辺機器を揃える場合であっても、基本的には10,000円以内に収まるため、基本的にデバイスの費用が大きな支出になることが多いです。

その他の追加費用(システム利用料など)

オンライン家庭教師には、授業料以外にも、システム利用料や維持費がかかるところがあります。

授業料や入会金が安い会社の場合、システム利用料や維持費が高いケースがあるため、「トータルの料金がいくらかかるのか」という視点を持つようにしましょう。
※半数近くの会社は、入会金や授業料のみが基本料金となっています。

なおオンライン家庭教師の場合、対面の集団塾と比べて次の3つが発生しないケースがほとんどです。

  • 教材費
  • 解約金(退会費)
  • 年会費

可能な限り安いオンライン家庭教師を利用したくなるものですが、安さだけで選ぶことは塾選びで失敗するケースとしてありがちです。

安さだけでなく、講師の質や会社の実績なども踏まえて選ぶなど、値段だけで判断しないようにしましょう。

目的との合致度

オンライン家庭教師を選ぶ上で次に大切なのが、「なぜ、オンライン家庭教師を使用するのか?」という目的を明確に持つことです。

受験対策で使用するのか、定期テスト対策で使用するのか。

他にも、部活との両立を目的に使用するのか、自分で自習する習慣を持たせるために使用するのかなど、目的によって利用するべき会社は変わります。

信頼できるオンライン家庭教師は多いですが、それぞれの会社ごとに得意分野と苦手分野が存在します。そのため、自分の目的に対して、それを得意としている会社を使用することをおすすめします。

なお、塾に通わせる主な目的として、よくあるケースは次の6つになります。

  • 学校の勉強についていく(今の成績を維持)
  • 定期テストの点数アップ(今の成績を上げる)
  • 受験対策
  • 推薦入試対策
  • 学習習慣を身につける
  • 苦手科目の克服

いずれにせよ最終的な目的はもちろん、子供が不登校でもない限り、ほとんどの人は試験の点数アップか志望校の合格の2つになると思います。

試験の点数アップの場合

試験の点数アップの場合、次の3つについては最低でも具体的にして目的(入塾理由)をハッキリさせましょう。

  • 伸ばしたい科目
  • 目標とする点数or学年順位
  • 目標の期限(いつまでに達成したいか)

志望校の合格の場合

志望校の合格の場合も同様に、次の3つについては最低でも具体的にしましょう。

  • 最低限、合格したい大学と学部
  • まずまず納得できる大学と学部
  • 合格した場合、十分に納得できる大学と学部

目的(入塾理由)が曖昧になってしまうと、「結局この塾に入って良かったのかどうか」が判断できなくなります。また、塾側もこちらの要望を曖昧に把握してしまうため、本気で取り組みづらくなります。

こちらの要望と求める成果の基準をハッキリと伝えた上で、期日までに結果で応えることができないのであれば退会する。というスタンスで望まなければ、塾側も本気で動きません。お金を取られて損をするなんてことを防ぐためにも、塾に任せる姿勢を捨てるようにしましょう。

口コミ評価の高さ

実際に利用した人の口コミの内容や評価の高さ(星の数)に関しても、選ぶ際に参考にするとよいです。

公式サイトでは載っていない情報や、実際に利用した人からの生の声を知ることで、入会後のギャップを減らすことができます。

ただし注意点として、口コミの内容は信用しすぎないようにしましょう。

というのもネット上の口コミには、他社のイメージを下げるためにわざと悪い口コミを書き込む会社があったり、少し不満があっただけで最低評価をつけるなど極端な人による口コミがあるからです。

良い口コミに関しても、高評価の口コミのみを掲載するように誘導するケースもあるため、口コミ評価が高いからといって必ずしも信用できるわけではありません。(高評価をすると報酬がもらえるという、アプリのレビュー掲載の依頼と似ている手口です。)

あくまでもネット上の口コミ評価は参考程度という認識を持っておきつつ、無料の体験授業などで確認するなど、やはり実際にご自身の目で判断することをおすすめします。

実績

これまでの合格実績や、外部機関からの評価・表彰歴なども、オンライン家庭教師を選ぶ上でみておくとよいでしょう。

これまで顧客のニーズに応え、満足度の高いサービスを提供してきているのであれば、外部の機関から何かしらの評価を得ている可能性が高いです。

そのため、どのような機関から、どのような評価を、どの時期にもらっているのかについて、事前によく確認しておくとよいでしょう。(評価をもらった時期が古すぎても微妙です。)

実績のあるおすすめのオンライン家庭教師は、ピースネット、メガスタ、Wam(ワム)の3つになります。3社のそれぞれの実績は、以下のようになります。

会社名実績
ピースネット・成績が伸びるオンライン家庭教師No.1
・講師の質が高いオンライン家庭教師No.1
・学習習慣が身につくオンライン家庭教師No.1
メガスタ・オンライン家庭教師で満足度No.1
・オンライン家庭教師で人気度No.1
Wam(ワム)・指導実績20万人以上
・個別指導サービス満足度No.1

なお最近できたサービスほど実績は少ないため、必ずしも実績が少ないからといって、信用できないわけではない点には注意しておきましょう。

オンライン家庭教師の選び方まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際のところ、塾選びや家庭教師選びはいろいろと見るべき点が多く、1回目で成功を引き当てるのが非常に難しいです。

会社の評判が高くても、実際に担当してもらった講師がたまたまダメだったというケースもあれば、期待通り良い講師であったというケースもあります。


講師との相性は当たり外れが大きい分、いくつかの会社を同時に申し込んでおき、複数の選択肢を比較検討したうえで、ベストなオンライン家庭教師を選ぶことが、最も失敗しない方法になります。


必ず1社だけみる、1社ずつみる、ということはせず、興味のある会社は同時期に複数社みて比較検討する。という進め方で、オンライン家庭教師を選んでいくことをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました