Top / ◆第4回 医療情報システムの規格統一・標準化について

&color(Blue){''みんなの歯科ネットワークメールマガジン17号 発行 200/01/17''};~
&color(Blue){''第4回 医療情報システムの規格統一・標準化について''};

医療情報システムは中身で勝負

 ベンダー企業関係団体(JAHIS)は、経済産業省の助成を受けて
05年度から始めた相互運用性実証事業の現状を報告。

患者情報(基本情報・入退院歴)、オーダー情報(処方・検体検査)、
検査結果情報(検体検査)、病名情報―などを、IBMの電子カルテから
他社(NEC・富士通・日立)製品に移行したところ、
「システム的なコードとしては引き継がれていることが実証された」という。

 これまで標準化が進まない背景には、ベンダー企業が別個に
用語・コード体系を構築し、顧客である医療機関を囲い込んでいる
という指摘があった。

しかし、今回の実証実験には大手ベンダーが参加しており、
無用な囲い込みは今後、なくなっていきそうな気配だ。

 JAHISも、「標準化の対立は避けたい。(システムに)広く実装して
普及させる必要がある」とするなど、医療情報システムは、
中身で勝負という時代になりつつある。

転帰情報の標準化などの課題は残っているものの、年度内には
医療情報システムを開発・製品化する際の標準的なガイドラインが
公表される予定になっている。

◎ 誰が情報を活用するのか

 標準化をキーワードとする環境整備が、診療・健康情報など
個々の医療機関レベルにとどまることなく、地域あるいは
国レベルで利活用できるまで進化していることを実感した数日間だった。
ただし、全体的に調和がとれたネットワークに蓄積された診療や健康データを、
誰がどのように活用すべきなのか議論しておくことも必要だ。
個人的には、特定の団体が独占するのでなく、関係者が広く
利活用できるようにすることが必要だと思う。(田部井 健造) 



http://www.japan-medicine.com/shiten/shiten1.html
 より一部抜粋

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日歯からもオンライン化のマスタープランが発表され、今度はJAHISから、
レセコン、電子カルテの規格統一の話が聞こえてきました。

記事にある通り、今までは、顧客の囲い込み(エンクロージャー)と言う思惑から、
なかなか話が進まない所でした。

メジャー企業がこれを推進するとなれば、競争原理が働き、
内容(ソフトの出来、不出来)での競争となります。価格も下がるでしょう。
日歯が自前のレセコンを開発、運用するとなれば、その動きはさらに加速します。

様々な分野に広がりを見せるITネットワーク化の波、
システム同士に互換性を持たせることは必須の条件とも言えるでしょう。

しかし、診療データの規格が統一されると言うことは、
誰でも利用できると言うことを意味し、一見良いことの様に思われますが、
注意しないと無制限に診療データが巷に氾濫することになります。

患者の個人情報が悪用されることもあるでしょう。
データの運用、セキュリティに関しては厳格な規制、ルール作りが求められます。

  

(追伸)
この原稿を書き終わってからニュースを漁っていて厚労省の発表があったのに
気付きましたので、追加します。

このメルマガの原稿の第1回で書いた、厚労省で出した2つのオンライン化の
通信手段併記は混乱すると言う記事ですが、厚労省はこの2つの
通信手段を条件を満たせばどちらでも良いと言う事にしたようです。

そうなれば、一般回線を使ってインターネットに接続の方が経費的にも、
利便性から見ても合理的です。その条件の詳細については順次明らかになるでしょう。

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