Top / 日本の歯科医療の評価

世界の歯科医療制度は、大きく

・「国民医療サービス(NHS)型」  イギリス、フィンランドなど。
・「社会保険中心型」  ドイツ、日本など。
・「民間保険中心型」  アメリカ
・「混合型」  オーストラリアなど
に分けることが出来ます。

その国の歯科医療制度と国民の口腔内の健康状態には大きな関係があります。 歯科保健関連指標として、「12歳児のDMFT」「65歳以上の無歯顎者率」 を用いその関係を見てきたいと思います。

【 12歳児のDMFT 】

         年 12歳児のDMFT

イギリス    1983 3.1
         1992 1.3
         2000 0.9

フィンランド  1979 5.2
         1991 1.2
         2000 1.2

ドイツ     1980 6.4
         1990 4.1
         2000 1.2

日本      1981 5.4
         1993 3.6
         1999 2.4

アメリカ    1980 2.6
         1991 1.3
         1999 1.2

オーストラリア 1981 3.2
         1991 1.3
         2000 0.8

となっています。
出典:「日本の歯科医療政策」第3章 「歯科医療のアウトカムの国際比較」野村真弓

これをグラフにしたものは
http://www.minnanoshika.net/up/merumaga/12dmft.jpg
でご覧ください。

日本における12歳児のDMFTは、先進国の中では小児のう蝕の抑制が 進んでいないのがわかります。

日本の歯科医療のレベルは低いのでしょうか?

では、次に、65歳以上の無歯顎者率を見てみます。

【 65歳以上の無歯顎者率 】

        年 65歳以上の無歯顎者率

イギリス    1983 74
         1992 67
         2000 46

フィンランド  1979
         1991 46
         2000 36.6

ドイツ     1980
         1990 37.2
         2000 24.8

日本      1981 35.8
         1993 29.9
         1999 21.3

アメリカ    1980
         1991 26
         1999

オーストラリア 1981
         1991 51.1
         2000 18.1

出典:「日本の歯科医療政策」第3章 「歯科医療のアウトカムの国際比較」野村真弓

これをグラフにしたものは
http://www.minnanoshika.net/up/merumaga/mushigakusharitu.jpg
でご覧ください。

12歳児DMFTと違って、日本は無歯顎者率は先進国の中でも低いことが分かります。

このように、国民の健康度は単に歯科医療技術のレベルだけではなく 、その国の歯科医療制度に大きく影響されるのです。


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Last-modified: 2008-03-09 (日) 14:11:38 (4504d)