☆みんながわかる技工指示書☆
「いつ・どこで・だれが・どの材料で作製されたか」がわかる技工指示書
安全性と信頼性確保のために
最近、食品偽装に代表されるように、体の中に入るものの安全性や信頼性が大きく問われています。
歯科医院でみなさんのお口の中に装着される詰め物やかぶせ物、そして入れ歯などを「補綴(てつ)物」(技工物)とよんでいます。みなさんはこれらが「誰の手によって、どんな材料を用いて、どのようなステップを踏んで作られているのか」を考えたことがあるでしょうか?
これらのを作る際には、歯科医師によって「技工指示書」という書類が発行され、その「技工指示書」の内容をもとに、歯科技工士の手によって製作されています。
技工指示書に記載される製作のための情報は、可能な限り幅広く多岐にわたって網羅されている必要がありますが、今、現場で用いられている「技工指示書」は、専門性が強く、患者にとって知りたい情報が書かれていない、つまり、患者さんが置き去りにされたものになっています。
「みんながわかる技工指示書」は、口の中に入る技工物(入れ歯や差し歯など)の製作に当たった歯科技工士と歯科医師の間のやり取りの内容、たとえば、技工物が、誰によって、どのような材料を用いて、どのように作られてるかなどの情報を記載した、トレーサビリティー機能を備えたものになっています。
「いつ・どこで・だれが・どの材料で・作製されたか」がわかる様式にして、また、それを技工物を装着した患者さんにもお渡しして、技工物の製作責任と安全性を担保しようとするものです。
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「みんながわかる技工指示書」PRポスターです。(回線速度によっては表示に多少時間がかかります。)↓
http://www.minnanoshika.net/up/poster1_A3.pdf
http://www.minnanoshika.net/up/poster2_A3.pdf
(2008/09/09付け 日本歯科新聞で契約機能付き技工指示書が紹介されました)
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