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みんなの歯科ネットワークメールマガジン14号 発行 2007/11/16
◆第1回 レセプトオンライン化での通信回線について

厚労省の来年度予算では、歯科のレセプト電算化システムの構築のための費用が盛り込まれ、歯科でもオンライン化への対応が本格化して来ました。 レセプト電算化に於いては、電子化されるデータ(歯科マスター)が、診療報酬や疾病的研究の分析に役立つ形で作られているのかが注目されます。

今回は、その話ではなくて、レセプトオンライン化で使用される通信回線についての話です。

厚労省内で2つの方法が別々に出されているのです。 保険局から通知されている&color(Navy){「レセプトのオンライン請求に係わるセキュリティ に関するガイドライン」};では、オンラインレセプトのネットワークを&color(Navy){ISDN あるいはIP−VPNに限定};している。 所謂、専用線あるいは仮想専用線の回線を使用する案です。他の通信データと混在する事がないのでセキュリティが高いと言う事でしょうが、専用の回線を使用する費用が月額で 6,000円ほどかかります。通信速度がISDNでは最大128kBと遅く、IP−VPNにしろ、高速化すれば月額使用料は高額になります。通る道(回線)が決まっているので、入られたらハッキングに関して100%大丈夫とは言えません。

これに対して、医政局からは「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第2版・2007年3月改定」が出されています。 これは、セキュリティ対策としてIPsec(インターネットで暗号化通信を行うための規格)とIKE(Internet Key Exchangeの略。IPsecにおいて標準的に使用される暗号用の自動的な鍵交換システム)の組み合わせを用いた安全確保がなされていれば、汎用のインターネット回線を使用したオープンなネットワーク接続を認めるものです。 要するに、膨大な情報が行きかう(インターネットは今や人間の脳を思わせる膨大なシナプスの繋がりであります)中では、個々の電子データを探す事が難しく、隠れ蓑となり、暗号化さえしっかりしていれば、セキュリティは保たれると言う考えです。

今、ネットに繋がる環境の方は、新たに費用がかからないと言うのが最大の利点ですカネ。 そして、これから出現するであろう、あらゆる医療ネットワークへの接続を可能にします。 その代わり、医療データが民間の保険会社に流出する危険性は増大します。

その防止策としては、認証局を作り、データ利用に関する制限を設ける事でしょうか。 日医は、元よりこの方式を支持していますネ。対応も考えています。 この辺の所、日歯は理解してますでしょうか?


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Last-modified: 2007-12-12 (水) 18:13:40 (4326d)